我楽多倶楽部の作品をあらわす一言

こんにちは、我楽多倶楽部です。
コミティア105のご報告もしなければならないのですが、ここ数日某所でつらつらと考えていたことを記録しておきます。口語体が混じっていてわかりづらくてごめんなさい。覚書です。



★我楽多倶楽部の作品をあらわす、わかりやすい一言がほしいと思い至るの巻

ジャンルコピーに悩んでいる。
○○ですって一言で表したい。わかりやすければ造語でもいい。
自分の移ろいやすいジャンルをぼんやり包括しつつ、目指すところを的確に表現する、万人に理解されやすく耳ざわりよく、言いやすくてすぐに覚えられて記憶に残りやすいコピー!

たとえば初めて会った人や自分の活動に興味を持ってくれた人に自己紹介するときに、「○○を作っているのです」と端的に表現する言葉がほしい。屋号の「我楽多倶楽部」はその役に立たない。それで、コピーみたいのがほしくなった。できれば「○○を作っているのです」に補足説明をつけなくてもいいのが理想だ。

あと、これは自分の実力が伴っていないからまだ夢なんだけど。もし将来、自分の作品を好きになってくれて、それを友達にも薦めたいって人が現れた場合に「これは○○だよ、おすすめだよ」って簡単に説明できるものがほしい。コピーが一人歩きしても誤解を招かないような。

以前、ジャンル難民で悩んでいろいろ調べてたときに、「ジャンルで悩むのはナンセンス。誰に読んでもらいたいかが明確なら悩む必要なし」って意見に出会ったことがある。それは一理ある。でもどっちかというと、自分がどういう人に読んでもらいたいかと決めるのではなくて、自分の作品みたいなのを求めてる潜在的なニーズを見つけるのが、ジャンルやコピー、広告の役目なんじゃないかと思う。


★自分の作品を振り返ってみるの巻

・基本的に異世界もの。
・少年少女がうろうろしている。
・なんとなく、理科的な要素が充満している。

「少年」というのは以前はこだわっていたキーワードで、特に長野まゆみの初期作品に見られる、あの、「少年」。それを目指してた時もあった。しかしどうも私にはあの雰囲気が作れない…あれに独特な色気というものがとうとう表現できなかった。だから今回のネーミングにあたり、長野少年に代表される意味の「少年」は使わないことにする。

※自分が描く世界はひとつの世界観の中にあることにして、井上直久のイバラードみたいにその世界の名前をつけて、そしてその名前が有名になってしまえばすべて丸く収まる。が、有名でないから現在悩んでいるのであって、何の解決にもならない。


★言葉をこねくり回すの巻

さて。現在の最有力候補「理科ファンタジー」からはじめてみよう。
散々悩んだ挙げ句に元に戻って来そうな気もプンプンするのだが…

「理科ファンタジー」で不満なのは…それだけ聞くとなんのことやらわからない、言葉の意味が広範囲すぎるところかなぁ。あと、微妙に語呂が不満。

希望としてはジュブナイルな要素を含ませたい…そこで少年である。でも前述したように、長野少年な意味での「少年」を表現するのは私の能力では無理そうなのだ。今後それを追及するよりも、自分の持ち味を活かすほうがいいかなあと。それだったらどっちかと言うとジュブナイルだ。で、日本語としては「少年」がジュブナイルをあらわす言葉としても使えるとは思うのだけど…長野少年と複雑にからみあい…使いづらい…特に「理科少年」と来た日には。
それに「理科少年」だと、普通の世界の中に理科が好きな少年がいる。そうではなく、理科な世界に少年がいるのがいいのだ。そしたら「少年理科」か。・・・意味不明になった。

ジュブナイル要素を加えたいなら「ジュブナイル」を使えばいいじゃない。確かにそうなんだけど。ジュブナイルって言葉がどれだけ流通してるのかという疑問がある。自分が最近まで知らなかったので。

あと、ロコノは登場人物が少年少女なんだけど、終わった後に予定している二つの短編も、その後予定している長編も、少年と青年しか出ない。ので、もう「少年」でいいかなという気もする。でもあくまでジュブナイルという意味で。少女も女性も大好きだけど、自分の過去が投影される分、扱いづらい。

理科な世界っていうと概念としてはSFに近い。でもSFじゃないんだよね。SFにもいろんな捕らえ方があると思うけど、私の中にも「SFとはこんなもの」っていうのがあって、私が描く世界はそのSFとは違う。ファンタジー。
SFとファンタジーの境は難しい。魔法や錬金術、本草学の世界はファンタジーで、物理化学までくるとSFというイメージ。博物学はどうなんだろう…宮沢賢治の時代のSFは、今描くとファンタジーになりそう。スチームパンクは?…とりあえず私の中ではSFというと、宇宙や時空やロボットが出てこないとなんとなくしっくり来ないのよ。
Fをファンタジーに…というこじつけは、SF=サイエンスフィクションが定着している昨今では無理がある。

今挙げられるキーワードは、「理科・科学・SF」「ファンタジー・空想・幻想」「少年少女・ジュブナイル」かな。そのあたりで言葉遊びみたいにこねくりまわしてみようかな。


★漢字にするかカタカナにするかで悩むの巻

日本語並びいいなあ。「○○作ってるんです」って紹介するなら、語尾は世界観や物語であるのがいいかな。

ぴったりな言葉が見つからない場合は「的」とか「系」とか、そういう逃げもある。これだとかなり対象がぼやけるのがメリットでもあり、デメリットでもある。コピーやジャンルで示された集合図って、エッジにグラデーションがかかるのはいいんだけど、系とかをつけると全体的なピントが合わない感がある。
実は雑貨のほうのコピーに実際「自然科学系雑貨製作」っていうのを使っていて、自分でも何を言っているのかわからない…。せっかくのコピーなので、こう、どかんと言い切りたいじゃないデスカ。「系」や「的」は使わないでおこう。

「ファンタジー」はどうにかならんかな。「ファンタジー」っていう言葉は、空想や幻想、空想物語、空想物語全般のジャンル・・・という意味をいろいろ含んでいて使いやすい。でも日本語が使いたい。
ファンタジーを和訳すると空想、幻想?ウェルズの神話「マギノビ」は少年の成長物語という意味があるそうで、でも内容は何でもありーなファンタジーなの。そういう便利な言葉があればいいのにね、日本語にも。

「理科」は決まりかな。理科ってこう、物理化学生物地学、全部ひっくるめた初等教育だから、少年を内包してる・・・というのもこじつけか。

「理科幻想」・・・なんかうーん幽玄な感じがちょっとイメージと違うようなうーん。
「空想理科読本」っていうと理科がメインすぎる。
「理科空想読本」「少年少女理科奇譚」奇譚ってかえってわかりづらいな。
「空想理科異聞」だんだん辛くなってきた。言いたいことはこれなんだけど。
「少年少女理科異聞」異聞もわかりづらいかな。
「空想理科世界」「空想理科帝国」「空想理科王国」・・・王様や帝がでてきた

日本語にすると、文体はいいのだけど、口で説明しづらいのもある。異聞とか、イブンって聞いてすぐわかるひとは少ないと思う。かっこいいのだと、もっといろいろあるのだけど。語呂が悪くなったり、意味が通じにくくて補足説明が必要になったりするからなあ。
クウソウ、ゲンソウ、ショウネンショウジョ、リカ・・・あたりまではわかる。

シンプルで、語呂がよく、読みやすく、印象に残り、伝えやすい、私の作品を表す言葉…。


★とりあえず決めてみたの巻(他に何かいいものがあったらそちらに変えます)

奇譚…わかりづらいけどファンタジーに応用できないかなあ。語呂がわりと好き。

「少年理科奇譚」でいいかな。
少年(少女)が活躍する、理科な世界のふしぎな話(奇譚)。

とりあえずこれで行ってみます。

コメント