『理科室の機械人形(オートマタ)』

碧空プラネタリウムさんの『理科室の機械人形(オートマタ)』のジャケットイラストを描かせていただきました。
販売サイトはこちら

ボイスドラマというものにはこれまであまり馴染みがなかったのですが、とてもいいものですね。
耳から伝わる物語。
碧空プラネタリウムさんの作品が特にそうなのかもしれませんが、空気感がすごいです。
この作品では、昼の描写はまわりが白く飛んでいて、
夜の描写は周りが闇に彩られていて
景色の全貌がとらえにくい。
境界のあいまいな感じ。
でも、灯篭祭りのワンシーンだけは、隅々までがくっきりと鮮やかに想像できる。
音だけでこんなことまで表現できるんですね…。


pixivにちょこっと大きい画像を載せました)

上の方のイラストはほぼそのまま使っていただいたのですが、
したのキャラ絵は背景のむらむらをうまく加工して
それはそれはかっこいい雰囲気にまとめてくださいました。
サイトデザインもちょっとありえないくらいかっこよい!
ぜひぜひご覧ください→http://hekiku.net/automata/

物語もとても素敵でした。とっても完成度が高いです。
私は製作途中にシナリオの草稿を拝見させていただいたので
その変遷なども思い返してとても感慨深かったです。
でも声優さんによって声を充てられると想像と全然違ったものになっていました。

いちばんのおすすめは、旬が呼ぶいろんな「先生」です。
「せんせ」とか「せんせぇ」とかもあります。たいへんよいです。

ところで、ラジオの回路を直すのには少なくともハンダごてぐらいは必要ですよね?
テスターとかがあったほうがいいよね?
ラジオ構造がよくわからない旬の家にはたぶんないだろう…
てことは先生持参?突発事態に備えられるように携帯?
すごいな理科学の教師…
ということで以下の四コマになります。


乱筆失礼いたしました。

PCまわりのあれこれ

徒然な記事が続きます。

PCを買い換えました。
vaio z 2016年版フリップタイプです。 vaio z canvasの後継にあたります。
ダイニング脇が作業場所なんて、いかにも主婦っぽいのですが、
そんなわけなのであまり大々的に作業環境を広げるわけにはいかないという事情があります。
そこで液晶タブレットやら高機能な性能のPCやらをノートひとつにまとめようと機種選定した結果
Microsoftのsurface bookかvaio z canvasの二択になり、
電気屋さんの鶴の一声で、そのどちらでもなく発売したばかりのvaio z フリップタイプに決定したのでした。

颯爽とレビュー!といきたいところですが、
その他いろいろと整備しなければならないことがありまだ十分に触れていません。

日記も長文を書くまでに、まだリハビリが必要…。
昔はもっと面白い文を書いていたきがするんだけどなあ。
すごくつまらない、取るに足らない内容でも。
ツイッター140字の弊害がここに表れてるのかもしれませぬ。

ということで、続きはまた後日。

南九州観光列車の旅

JR九州は、かつては「乗らない」「不便」というマイナスの印象ばかりが目立っていたけれど、ここ10年くらいでかなり様変わりした。それは九州の列車の印象を主にデザイン面からがらりと改善した取り組みが功を奏してのことだと思う。私はかつて「デザイン満開 九州列車の旅 展」でそれを目の当たりにし、いつか乗ってみたいと思っていた。

今回の九州の旅でその一部が実現した。
九州の観光列車は九州全土をぐるりと網羅しているので、一度にすべてを乗ることは不可能だし、その最高峰にある「ななつぼし」は価格と予約の面で今のところ非現実的。とうわけで、今回は鹿児島と熊本を結ぶ路線の観光列車を一日で3つも乗れるコースというのにトライしてきた。

まずは鹿児島中央駅から、はやとの風。



この列車は外装は渋くてかっこいいが、中身は明るい木の調度品だった。ネジが薩摩じゃないか!



吉松駅から、いさぶろう・しんぺい号に乗り換えた。
この列車は高低差の激しい地形を克服すべく、スイッチバックやループという工夫をしている。



終点の人吉駅では、にゃんこ先生を発見。どうやらここはアニメのモデルの土地らしい。



そしてSL人吉に乗車!!



鹿児島中央から新八代まで、三台の観光列車に乗ってきた。
途中はほんとうに田舎。彼岸花がとてもきれい。そういえば鹿児島の彼岸花は赤白がメインで、黄色や橙色も豊富なのが印象的だった。普通に花壇に植えられて、さながらチューリップのノリ。妖艶な雰囲気は皆無だったよ。
そして行く先々の駅舎が歴史ある木造建築で、飽きるくらい木造建築だらけで、こういうのが好きな人には垂涎モノだと思う。



こどもがいなくて、もうちょっとゆっくりできていればね〜。
と考えるのは贅沢な悩みかな。今回は満足に撮影もできなかったとはいえ、実家の家族も同行してくれたのでかなりお世話になった。

鹿児島には指宿方面を走る「指宿のたまて箱」という列車もあって、こちらは線路際から見かけることが出来た。

九州列車の旅はオススメ!

自分のルーツとはやぶさ旅立ちの地

お彼岸の頃、母方のご先祖のお墓参りに行ってきた。
鹿児島の大隅半島のまんなかあたり。
何十代も続いたという農家は、数学教師を目指して大阪に出た祖父の代で途絶えた。
土地とお墓だけ残っていたが管理する者も無く今は朽ち果てるばかりである。
いろいろと思うところがあるが…とりあえず、豪雨の中、墓参り。



先祖の地からそう遠くないところに、はやぶさが旅立った内之浦がある。
こちらはさらに陸の孤島…射場が建設される前は本当に何も無かったらしい。
今だってアンテナと射場跡以外は何もない。でも夢がある。
まさかここに来る機会があるとは思わなかったので、ほんと感無量だったよ。
だって、ここから、彼が…って思うと…おお…。



旅程の関係で20分しか滞在できなかったけれども、行ってよかった。

そういえば、「行ける筈もない」と思っていた憧れの地に、実は結構行けている。
宇宙関係でいえば臼田も家族旅行のついでに行ったし、一番嬉しかったのは南イタリアのオストゥーニかな。
明日更新予定だけど、この旅行で九州の観光列車にも乗れた。
願いは叶うものなのだ。ずっと思い続けていれば。

Neb aaran do(ネバアランド) 1学期のお友達

セーラー服が好きである。好きなんである。
女生徒の制服ではなくて、水兵さんのほう。このニュアンスはけっこうちがう。

でも、いい大人になってセーラー?きるの?って思うじゃないデスカ。

大人が着れるセーラーを作るブランドがあるんである。
それがNeb aaran do(ネバアランド)。

年に3回の新作を「新学期のお友達」と称して発表しているのが特徴な新進気鋭のブランドである。このブランドに惚れこんで数年。クロゼットはほぼこのブランドの(主にセーラー)服で埋め尽くされている。とはいえ、好きなデザイン着れるデザインはブランドの中でも一部分なので、一学期ぶんで購入するのはひとにぎり。

今学期のお友達は…



じゃん。
色違い!色違い!!
やってもうた。

3色展開されていて、散々迷った。もう全部買ってしまおうかと思ったほどだ。そして無謀にもデザイナーさんに相談してみたら、ボタンの色を考えるとこの2色が私に似合うのではと提案してくださった。ボタン!ボタン見てなかった!!さすがデザイナーさん。そして結局2色を選べず2色とも我が家にやってきたのであった。

あと襟。すごい。セーラー襟が好きなら襟を買えばいいじゃない。っていうすごい発想。これをつければ襟なしの服がセーラーに早がわり。でもよく考えてみたら家にはセーラーばっかりなので、襟だけあっても二重セーラーになるだけだな…と。うむ、襟なしシャツでも買うか。
本末転倒である。